こんな悩みを解決する本記事は
Fundsに1年間以上実際に投資して、現在も10万円を運用している僕が、以下のような内容で解説していきます。
- Fundsとは
- Funds投資をやってみた感想
- Funds投資のメリット・デメリット
- Funds投資をする前に知っておきたいポイント
以上のことを詳しく解説していきます。
本記事を読めば、Fundsがどのようなサービスなのか、投資対象となりうるかを検討できるようになりますので、ぜひ参考にしてください。
Funds(ファンズ)とは
Fundsとは、企業に資金を貸し出す形でコツコツとお金を増やすことができる融資型クラウドファンディングと呼ばれる金融サービスです。
事業拡大のため資金調達をしたい事業者は、ファンドを作成。それに対して、複数の投資家が応援したいファンドに投資することで、元本と事業利益の一部が還元される仕組みです。
Funds(ファンズ)の詳細
社名 | ファンズ株式会社 |
---|---|
設立 | 2016年11月 |
代表取締役 | 藤田 雄一郎氏 |
手数料 | ほぼ無料(振込・出金手数料のみ) |
投資可能額 | 1円から |
手数料を完全無料にしたい方は、こちらの記事を参考にしてください。↓
Funds株式会社の概要
Fundsの仕組みなどは理解されたと思いますが、より気になることは「どこが運営していて、安全なのか?」というところでしょう。
Fundsは、ファンズ株式会社(旧社名:株式会社クラウドポート)というベンチャー企業が運営しています。
まだ企業としては歴史が浅いですが、審査体制や運営体制を広く公開しており透明性のある企業として信頼できるところです。
Funds公式サイトでは、事業に関わる顔写真や経歴等などが一目でわかり、他のクラウドファンディング企業と比べても大きな利点です。
【ファンズ株式会社の概要】
社名 | ファンズ株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 東京都渋谷区恵比寿西1-10-11 |
資本金 | 100,000千円 |
事業内容 | 金融商品取引業・インターネットによる情報サービス業 |
免許・登録 | 第二種金融商品取引業 関東財務長(金商)第3103号 |
加入団体 | 一般社団法人第二種金融商品取引業協会 |
【2023年更新】Fundsの運用実績や利回り
では、次にFundsの現在のファンドの運用状況を紹介します。
Funds(ファンズ)株式会社運用実績
運用総額 | 40,399,100,000円 |
---|---|
ファンド数(償還済み) | 325(185)※うち早期分配終了4 |
正常償還率 | 100% |
元本毀損終了 | 0 |
平均予定利回り | 2.09% |
平均予定運用期間 | 14ヶ月 |
325もの案件の運用がありますが、正常償還率が異例の100%。元本割れした案件が0件です。運用資金も400億以上となり、利用者がどんどん増えています。
全ファンドのうち185がすでに運用を終えて、元本が返されています。うち4件は、早期償還(予定期間より早めに元本が返ってきて、それ以降の利回りが手に入らない)されていますが、元本割れはされていません。
僕の運用実績
僕もFundsを1年以上利用しており、10万円投資をしています。具体的には下記の案件に投資しています。
株式投資と比較で分かるFundsの特徴
Funds | 株式投資 | |
値動き | 値動きなし | 値動きあり |
リスク | 貸し倒れリスク | 株価の下落リスク・デフォルトリスク |
収益性 | △ | ○ |
Fundsには、相場がないため日々の値動きがありません。その一方で株式投資では相場が開くと値動きが激しく、収益性が高くなりますが、その分ハイリスクとも言えます。
また、株式投資では企業の業績や世界情勢などによって株価が下落し、〇〇ショックと呼ばれるようなリスクや投資した会社が破綻する(デフォルト)可能性もあります。
しかし、Fundsではリスクもリターンも小さく、元本割れしたことがが今までありません。
また、Fundsは他のクラウドファンディングとは大きく異なり、ファンドのほとんどがリコースローンに該当しています。
つまり、Fundsでは企業の事業が失敗して大損失を被ったとしても、企業の資産や事業から必ず投資家から集めた資金を返済しなければなりません。
Funds(ファンズ)投資のメリット
株式投資と比べてローリスクローリターンという特徴があるFundsですが、その他にも下記の5つのメリットがあります。
- 値動きがない
- 1円から気軽に投資ができる
- 手数料がほとんど無料
- 抽選制度があるから誰でも投資チャンスがある
- 投資優待がある
それぞれ解説していきます。
値動きがない
Fundsの貸付投資では、日々の値動きがありません。株式投資や不動産投資、仮想通貨とは異なり、元より予定されている利回りを得る投資であるため、毎日の相場を観察する必要はありません。
ファンドを選び、投資を始めればほったらかしでコツコツ運用ができるのはFundsの大きなメリットの一つです。
1円から気軽に投資できる
Fundsは、1円から投資が可能です。そのため、「初めての運用で不安だから少額から、、」「手元にお金が少しだけど、運用したみたい」という方にはピッタリの投資です。
資金に余裕がない、少しずつ投資を始めたいという方にはおすすめの金融サービスとなっています。
手数料がほとんど無料
項目 | 金額 |
---|---|
会員登録にかかる手数料 | 無料 |
口座開設にかかる手数料 | 無料 |
口座管理にかかる手数料 | 無料 |
指定口座への入金手数料 | 無料 |
上の表のように、Fundsでは手数料はほとんど無料です。しかし、唯一気をつけなければならないのが、送金する際の振込手数料のみ投資家が負担であることです。
しかし、完全無料にすることも可能なので、手数料が無料でFundsは利用できると言っていいでしょう。
完全無料でFundsを利用したい方はこちらの記事を参考にしてください。
抽選制度があるから誰でも投資チャンスがある
Fundsの投資募集では、先着方式と抽選方式の2種類があります。違いは以下の通りです。
先着方式では、募集時刻から数十分で終了してしまうことが多く、忙しい方は参加できないことがあります。
しかし、抽選方式では誰もが投資チャンスがあり、誰でも投資に参加できます。
Funds(ファンズ)優待がある
Fundsでは投資特典としてFunds優待を提供している企業もあります。
過去のFunds優待では、以下のようなものがありました。
メルカリ | 最大4,500円分のメルカリポイント |
---|---|
大阪王将 | 「一部店舗で利用可」10%OFF特別割引券 |
ユーグレナ | 健康食品「からだにユーグレナ」 |
都筑電気 | ブルーマウンテンのアイスコーヒーギフト |
アスコット | 和牛ギフト |
Funds優待は、抽選でもらえるものもあるので、投資をする前に必ずチェックしましょう。
以上、5つのメリットを解説してきましたが
Fundsでは投資をする前に知るべき注意点があります。詳しく解説していきます。
Funds(ファンズ)投資のデメリット
ここからはFundsのデメリットを解説していきます。以下の3つのデメリットについて詳しく解説していきます。
- デフォルトリスクがある
- 途中解約できない
- 募集の終了が早い
デフォルトリスクがある
ここまで解説してきたFundsですが、投資をする前に必ず知っておきたいがデフォルトリスクがあることです。
つまりは、投資した企業が経営がうまくいかず、元本の満額や一部が返ってこないまま倒産してしまうことです。
厳格な審査やリコースローンを採用していることからローリスクではありますが、デフォルトの可能性があることは必ず知っておきましょう。
途中解約できない
Fundsでは、投資した資金を投資家の都合でキャンセルすることができません。また、ファンドに応募したにもかかわらず、入金しなかった場合は、サービスの利用を制限される可能性があります。
ファンドの募集の終了が早い
先ほど解説した先着方式と抽選方式ですが、先着募集の場合は数時間で募集が終了してしまします。以下の画像では、19時に募集したのち21時30分には募集が完了しています。
つまり、先着募集では2時間ほどで募集終了となります。Fundsが人気ある証拠とも言えますが、投資家からすればもう少し投資チャンスが欲しいところです。
Funds(ファンズ)投資するポイント
では、ここまででFundsのメリット・デメリットを詳しく解説してきました。
それらを踏まえて、Fundsをどのように利用すれば良いのか、重要なポイントをまとめてみました。
ポイント1:ファンドの情報をよく確認する
ファンドを投資する前に必ず情報のチェックをしましょう。「デフォルトリスクがある」「途中解約ができない」点から財務状況や運用期間、利回り、担保・保証などは必ず確認してから応募しましょう。
より詳しくファンドの情報(諸条件)を見方を知りたい方はこちらから
ポイント2:分散投資をする
Fundsでは、一つの口座で複数のファンドに分散投資ができます。資産運用の格言で「卵を一つのカゴに盛るな」という言葉があります。
分散投資を行うことで、万が一の損失に備えることができます。
ポイント3:余剰資金で投資する
運用期間中は解約ができないため、投資は余剰資金でしましょう。万が一、お金が必要でも取り崩さなくてもいい資金のみを使うことが大切です。
運用期間中は絶対に必要にならない資金で、コツコツ運用を始めてみましょうね。
Funds(ファンズ)投資を1年続けた感想
1年以上Funds投資を行い、現在も10万円を投資している僕ですが、Funds投資は以下のようなタイミングで使っています。
- 生活防衛費以外のお金が貯まってきた時
- 株式投資ほどリスクを取りたくない時
この2つのタイミングではFundsを積極的に活用しています。
現在の銀行預金の利率が、0.001%しかないので、利率が2000倍ほどのFunds投資は投資妙味があると思います。
特に、以下の条件に当てはまる人は向いていると思います。
- コツコツ運用を始めたい人
- 忙しくて相場を確認できない人
- 初めて資産運用を始める人
- ローリスクローリターンの運用がしたい人
一方の、Fundsに向いていない人は
- ハイリスクハイリターンを求めている人
- 日々の値動きでドキドキしたい人
ご自身の性格や投資経験を吟味して、Fundsの検討をしてみてください。
Funds(ファンズ)のまとめ
Fundsは、コツコツとお金を増やすことができる融資型クラウドファンディングと呼ばれる金融サービスです。
株式投資や他のクラウドファンディングとは異なり、透明性の高い情報公開やリコースローンの採用などでローリスクローリターン。
しかし、デフォルトリスクや途中解約ができない点を踏まえて、情報の確認や余剰資金と分散投資を心がけましょう。
- Fundsは厳格な企業審査体制やコンプライアンス体制が徹底されている
- Fundsは元本割れリスクはあるものの、過去に一度もない【2023年7月】
- 銀行預金の2000倍の利率で運用ができる
こんなFundsの特徴を踏まえて、下記の方におすすめのサービスです。
- コツコツ運用を始めたい人
- 忙しくて相場を確認できない人
- 初めて資産運用を始める人
- ローリスクローリターンの運用がしたい人
口座開設を簡単・お得にしたい方はこちらの記事を参考にしてください。