これから投資を少額から始める方に多い悩みですが、月1万円の投資がもたらすメリットや投資先を知ることで、自信を持って投資を始めることができます。
本記事では、月1万円の投資ができるあなたに以下の内容を解説していきます。
- 月1万円の投資のメリット
- おすすめ投資先
- やってはいけない注意点
本記事を読めば、月1万円の投資があなたの人生をいかに豊かにしてくれるかが分かりますので、ぜひ参考にしてください。
月1万円の投資がもたらすメリット
月1万円の投資って意味あるの?と思っている方も多いと思いますが、必ずあなたの人生を豊かにしてくれる以下2つのメリットがあります。
- 複利の力で大きなリターンが得られる
- 投資や経済の勉強になる
では、一つずつ解説していきます。
複利の力で大きなリターンが得られる
月1万円の投資だと、あまり利益が出ないんじゃないか?と思う人がいると思います。
しかし、長期・積立投資には複利の力が働き、大きなリターンが期待できます。
つまり、長期の運用ほど複利の力の恩恵を受けることができ、大きなリターンが期待できます。
では、一度シミュレーションをしていましょう。条件は以下の通りです。
- 毎月1万円の積立投資
- 年利8%のリターン
- 積立期間20年
※年利8%は、過去20年間のオールカントリーの平均リターンから設定しています。
結果は以下の表の通りです。
引用:金融庁の公式サイト
まとめると
積立期間 | 投資元本(積み立てた金額) | 利益 |
10年間 | 1,200,000 | 約63万円 |
20年間 | 2,400,000 | 約350万円 |
このようになります。
20年間の長期積立投資ですと、利益だけで200万円を超えます。
これは複利の力働き、大きなリターンが期待できるのではないでしょうか?
投資や経済の勉強になる
投資や経済の勉強をするには、様々な方法があります。
主に
- Xやインスタ、YoutubeなどのSNS
- お金に関する本
- 資格取得
- 少額からの投資
その方法の中で、最も効率的に学べるのが少額からの投資経験だと思います。
投資をすることで、自然と世界情勢や日本経済、企業の決算やチャートなどに興味を持ちますし、どのようなニュースで株価が上下するのかが分かるようになります。
例えば、利上げや利下げの時の株価の動きや消費者物価指数(CPI)やGDPなどが株価に与える影響などが分かるようになります。
そのため、これから投資資金を増やそうと思った時に、自信を持って投資できるようになります。
月1万円投資をする時の注意点
では、ここから投資をする時の注意点を解説していきます。
主な注意点は以下の2点です。
- 生活防衛費は確保する
- お得な制度を利用する
では、一つずつ解説していきます。
生活防衛費は確保する
長期で積立投資を続けるには、生活防衛機を確保することが大切です。
普段必要となってくる資金(生活防衛費)を現金で取っておかないと、株価が暴落した時やお金が必要な時には、せっかく積み立てた投資資金を売却しないといけません。
そのため、どんなに投資の利益が出ていても、余剰資金で投資をしましょう。
お得な制度を利用する
一般的に、投資で得た利益には20.315%の税金がかかります。
例えば、投資で100万円の利益が出たとしても、税引き後の利益は約80万円になるのです。
しかし、NISAやiDeCoなどの制度を利用することで投資で得た利益に税金がかからなくなります。
もちろん、投資先や投資期間に制限がありますが、もし可能であればこれらの制度を必ず利用しましょう。
月1万円のおすすめ投資先
では、ここまでで月1万円投資のメリットや注意点を解説しきました。
実際にどの投資先が良いかを解説してきます。
月1万円の投資では、ズバリ投資信託がおすすめです。
理由としたは
- 分散投資が可能だから
- 手数料が安いから
- 100円から始められるから
- 長期では右肩上がりだから
これら4つの理由から投資信託が積立投資ではおすすめです。
また、具体的に僕も投資している銘柄は、
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
この2銘柄は特におすすめです。
- 株式のみの投資信託
- 米国の企業から厳選した500社
- 信託報酬は0.09372%
- 株式のみの投資信託
- 米国や日本、ヨーロッパ、カナダ、中国、インドなど全世界の銘柄
- 信託報酬は0.05775%
信託報酬とは、投資信託を運用・管理するときにかかる手数料です。
まとめ
本記事では、月1万円の投資がもたらすメリットや注意点、おすすめ投資先について紹介しました。
月1万円投資のメリットは、
- 複利の力で大きなリターンが得られる
- 投資や経済の勉強になる
のメリットがあります。また、おすすめの投資先は投資信託の
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
の2銘柄です。
2024年から新NISA制度も導入されるので、ぜひ参考に投資をしてみてください。
あくまで、投資は自己責任でお願いします。