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インデックス投資を始める前に読むべきおすすめ本8選

初心者投資家
初心者投資家
インデックス投資を始めたいけど、おすすめの本ってある?

近年、新NISA制度が導入されたり、ほったらかし投資が人気化したりして、インデックス投資を始めたい方も多いでしょう。

インデックス投資は、簡単で誰もができる投資手法として認知されていますが、一方でインデックス投資の本質や注意点、出口戦略などを完全に理解している人は少ないと思います。

そこで、本記事では、

  • インデックス投資とは
  • インデックス投資のメリット・デメリット
  • インデックス投資に関するおすすめ本 8選

を解説していきます。

これから投資を始める人からすでにインデックス投資を始めている人まで参考になる内容になっているので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。

インデックス投資とは

そもそも、投資家の最適解とも言われるインデックス投資とは、

市場の値動きを示す指数(=インデックス)に連動する運用成果をめざす投資手法のことです。

代表的な指数(=インデックス)としてよく挙げられるのは、以下の指数です。

日本・・日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)

米国・・NYダウ(ダウ平均株価)やS&P500、ナスダック総合指数

つまりは、その市場を構成する数多くの銘柄に分散投資をするのがインデックス投資なんです。

そんな、指数全体の値動きと連動するように運用されるインデックス投資ですが、他の投資手法と比べて、どんなメリットやデメリットがあるのか解説していきます。

インデックス投資のメリット

インデックス投資のメリットは以下の3点が挙げられます。

  • 手数料が安い
  • 分散投資ができる
  • ほったらかし投資ができる
  • 長期で右肩あがり

インデックス投資は、ETFやアクティブ投資と比べて手数料が安く、分散投資が簡単にできます。

また、代表的な指数S&P500やMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスなどは長期では綺麗な右肩あがりで株価は上昇しています。

以上のメリットから、非常に人気ということです。

インデックス投資のデメリット

もちろん、メリットが非常に多いインデックス投資ですが、デメリットもあります。

デメリットとしては、ハイリターンが望めないことです。

手数料が安く、右肩がりというメリットがありましたが、代表的な指数であるS&P500では過去30年間の平均リターンは11.1%です。

また、この30年間は相場も良かったと言われています。

ラム
ラム
11.1%も十分素晴らしい成績ですけどね!一攫千金みたいな高リターンは望めないかな

インデックス投資をするなら学ぶべきポイント

始めるのが非常に簡単なインデックス投資ですが、やはり最低限の知識がないと効率よく資産運用ができません。

なので、インデックス投資を始める前に必ず知っておきたいポイントを解説していきます。

  1. 入金力をどう上げるのか
  2. 長期投資をどう実現させるか
  3. 投資の出口戦略はどうするか

この3点はインデックス投資のパフォーマンスを最大限良くするために必要な知識です。

入金力をどう上げるのか

デメリットにもあったように一攫千金にようなハイリターンは期待できない投資手法です。なので、できる限りのパフォーマンスを実現するためには、入金力が大切になってきます。

つまり、投資に回せる余剰資金をどのようにして作るのかはインデックス投資を始める前に知っておきたいところです。

ラム
ラム
節約や収入の最大化は、資産運用では大事な鍵ですね!

長期投資をどう実現させるか

インデックス投資は、ハイリターンは期待できませんが、長期になればなるほど複利の力で効率よく資産運用ができます。

しかし、数十年の長期投資をどう実現させるかが非常に重要になってきます。

数十年の株式相場では、紛争や経済危機、自然災害などによる大暴落が必ずくることが歴史が証明をしています

そういった、大暴落の中でもインデックス投資を継続するためのメンタルや知識を学ぶ必要があります。

投資の出口戦略はどうするか

誰もが始めやすいインデックス投資ですが、一方の資金の切り崩し方を考えて運用されている方は少ないでしょう

しかし、死ぬ時までインデックス投資をするわけではないと思うので、何歳からいくらずつ切り崩していくのかを考えながら運用していく必要がありますよね。

ただ、何も考えず切り崩すのは非常に効率が悪いですし、万が一、切り崩そうと思った時に大暴落がきたら、どうなりますかね。

なので、インデックス投資はほったらかし投資だと言われていますが、出口戦略(何歳からいくら取り崩すか)まで最大限資産を増やしながら、または自分のライフスタイルに合った方法を模索することが重要です。

ラム
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インデックス投資の最も重要なのは、出口戦略だと思います。今のうちに考えておきましょう!

では、以上に解説したインデックス投資のポイント3つが学べるおすすめ本を紹介していきます。

  1. 入金力をどう上げるのか
  2. 長期投資をどう実現させるか
  3. 投資の出口戦略はどうするか

お金は寝かせて増やしなさい

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本書は、インデックス投資歴15年の著者が徹底して個人投資家目線で書かれた本です。

長期・分散・積立投資に適した証券口座や投資信託の種類、インデックス投資のメリットやデメリットなどの投資の始め方から必ず経験する大暴落時のメンタル面での耐え忍ぶ方法

そして、インデックス投資の終わり方など幅広い知識が初心者に向けて書かれています。

投資を始めたいけど失敗すると大損をするようなギャンブルのようなイメージが勝手にあり、なかなか踏み出すことができず、この本を手に取りました。

結果的にいうと、この本をきっかけに積み立てニーサをはじめました!

インデックス投資の仕組みや、長所・短所をきちんと理解できれば投資は怖いものでないと理解することができました。

引用:Amazon 

ラム
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これ一冊でインデックス投資の基本が全てわかりますよ!

ジェイソン流お金の増やし方

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芸人兼IT企業役員として活躍している厚切りジェイソン氏が書かれた本書は、投資に回す余剰資金をため、米国インデックスに投資するというシンプルで誰もができるサイクルの回し方が解説されています。

特に節約面では、固定費や生活費の削減では徹底した取り組みが非常に勉強になりました。

節約はノーリスクでできる簡単かつ効率的だと言われ、数多くの節約術が書かれています。どれも真似しやすく、効果ありです。

また、最後の章「資産形成は自分の人生を手に入れる手段」ではお金の正しい使い方や我が子に対するお金の教育が非常に斬新で勉強になりました。

ジェイソンさん流の資産形成のやり方が書いてあります。内容としては一般の人にも取り組みやすい内容だと思います。資産形成に興味ある方はぜひ読むべき本かと思います。

シンプルにお金の貯め方や使い方を分かりやすく書いている本。
これから貯金や投資を考えている方は参考になる本だと思う。

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ほったらかし投資

エコノミスト山崎元とカリスマ投資ブロガーの水瀬ケンイチが手がけた、かの有名な両学長のYoutubeでも絶賛された大ベストセラー。

7年ぶりに改訂され、2024年に始まった新NISAを活用した投資戦略も書かれています。

「ほったらかし投資」を先駆けた公式本としても知られ、著者人身の投資経験や投資家の心情についてくわしく書かれており、インデックス投資の勘所(肝心なポイント)についてデータで比較しながら解説されています

流行りの仮想通貨やバランスファンドより長期投資ではインデックス投資が断然おすすめである理由など気になる疑問に対して納得できるまで易しくまとめられています

個人的には、自分のリスク許容度の決め方やインデックス投資でFIREは可能かなどがわかりやすく勉強になりました。

経済評論家の山崎元さんと人気インデックス投資ブロガーの水瀬ケンイチさんの共著です。「ほったらかしの投資術」と検索をかけると、たくさんのブログで書評が掲載されており、みなさんの期待の高さが感じられ購入しました。

水瀬さんが毎日株価を気にする個別株投資から、「分散」、「積み立て」、「低コスト」が強みのほったらかしインデックス投資に移行する話は、共感が持てました。

続いて、山崎さんの明快な語り口の理論編が始まります。山崎さんが普段からおっしゃっている「明快」、「安価」、「負けない」というインデックス運用の長所について、グラフを使用し丁寧に説明されており、非常にわかり易かったです。

水瀬さんのすぐできる徹底ガイドでは、これから投資を始める方は、まず読んでいただきたい手引書になっています。金融機関の選び方や口座開設の手順、かかるコストという基本的なことを丁寧に説明しています。

引用:Amazon

敗者のゲーム

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世界100万部の超ベストセラー本

60年代から現代に至るまでの市場と相場の本質について徹底的に解説されています。

なぜインデックス投資が優秀であり、当信託の選び方、株式や債券、コモでティティなどのポートフォリオの組み方などを実際のデータから論説されています

これ一冊で、今までの投資の常識が整理され、納得を感じながらインデックス投資ができます。

近年の投資がいかに難しいかを説く本。60年代から現代までの実例を元に、現代の投資がいかに敗者を生むかという観点に立って解説している。ではどうすれば投資の世界において勝者となるかを説いた良著!読むしかない。

現状の市場の仕組み、なぜインデクッス型の投資信託を薦めるか、株、債券がどちらが長く持っていたら儲かるのかなどをデータや数字ではっきりとわかるように書いてある。

新NISA始める人はこの本を読んでみましょう。余計な情報に踊らされる必要がなくなります。

引用:Amazon

ウォール街のランダム・ウォーカー

1973年に初版以来、投資の名著として全世界で愛読書として読めれているベストセラー。

過去数百年の株式相場の中で流行してきた投資手法「アクティブ運用、仮想通貨、ミーム株、NFT」などと比べてなぜインデックス投資が有利なのかをデータを用いて解説してくれます。

アクティブ投資が「猿がダーツで選んだポートフォリオを運用するのと等しい」と揶揄しており、楽しみながら読み進められます。

一時的な投資手法や100年以上の株式相場の分析からインデックス投資こそベストだと断言できることを初心者にもわかりやすく教えてくれる一冊です。

ラム
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過去、流行した投資対象や100年以上の市場を分析されたデータをもとにインデックス投資こそ最強であるとわかりますよ!反対に、それ以外の投資がバカらしくなります!

今まで多くの人たちが行ってきた失敗について書いてある
同じ過ちを繰り返さず資産を増やすために読んでおくべき本

まさに投資を始める方や既に投資を行っている方に適している最高の本です。著者がインデックス派である事を理解して読めば投資に関する考え方を身につけることができる本です。

引用:Amazon

まとめ

本記事では、これからインデックス投資を始めたい方やすでに始めているけど勉強したいという方に、インデックス投資のメリットやデメリット、最低限の知識、おすすめ本を紹介してきました。

市場の値動きを示す指数(=インデックス)に連動する運用成果をめざす投資手法であるインデックス投資では、メリット・デメリットは以下の通りです。

  • 手数料が安い
  • 分散投資ができる
  • ほったらかし投資ができる
  • 長期で右肩あがり

一方の、デメリットはハイリターンが望めないことです。

また、インデックス投資を始めるにあたって、必ず学びたいポイントは

  1. 入金力をどう上げるのか
  2. 長期投資をどう実現させるか
  3. 投資の出口戦略はどうするか

以上の3点です。

自分がどのポイントを重視して学びたいのか・投資知識のレベルによっておすすめの本から勉強してみてください。