こんな悩みを解決する本記事の内容は以下の通りになっています。
- 高配当株投資とは
- 高配当株投資のメリット
- 高配当株投資のデメリット
- 高配当株投資を学べるおすすめ本5選
本記事を書いている僕は、日米の高配当株に500万円ほど投資をしていて、年間17万円の配当金を受け取っています。
高配当株投資は、投資を始めたばかりの人におすすめできる再現性高い投資手法です。本記事を読めば、あなたにピッタリの高配当株投資を学べる本が見つけれます。
高配当株投資とは
投資を始めたばかりの人におすすめできる「高配当株投資」とは、
さらに簡単に言うと、今の株価がお買い得で、配当金がたくさんもらえる株式をかって、配当金をもらい続けて、お金を増やしていく投資のやり方です。
高配当株投資のメリット
では、多くの投資家に支持を得ている「高配当株投資」のメリットは以下の3つです。
- 配当金で今の生活が豊かになる
- 配当金が投資のモチベーションになる
- 株価は下がっても、配当金は下がりにくい
一つずつ詳しく説明していきます。
配当金で今の生活が豊かになる
他の資産運用の方法と比べて、高配当株投資は、今のお金を増やすことができます。例えば、下の有名な高配当株では、
【9433】KDDI | 【配当金確定日】9月・3月 |
---|---|
【1928】積水ハウス | 【配当金確定日】7月・1月 |
【3003】ヒューリック | 【配当金確定日】12月・6月 |
【9433】KDDIでは、9月と3月に配当金が口座に振り込まれます。また、1928】積水ハウスでは、7月と1月に、【3003】ヒューリックでは、12月と6月に配当金を受け取ることができます。
もし、この3銘柄を保有していれば、1月・3月・6月・7月・9月・12月に配当金を受け取ることができ、配当金で今の生活を贅沢にすることができます。
このように、毎年配当金を受け取り、外食や趣味、旅行などのお金に充てることができるのが高配当株投資のメリットの一つです。
配当金が投資のモチベーションになる
資産運用は長期で投資するほど有利だと言われています。しかし、これから投資を始める人には少しハードルが高いです。
そこで、高配当株投資では毎年のように配当金が得られるので、投資に対するモチベーションが上がりやすいです。
他の投資の方法だと、利益が出ない状態が長く続いたり、口座の数字が増えるだけで、お金を受け取ることができない時期が続いたりします。
そのため、株価が少しでも下がると「投資は儲からない」といって売ってしまう人も多いです。
しかし、高配当株投資では、お金をすぐに受け取れるので、投資が続けやすいです。
株価は下がっても、配当金は下がりにくい
株価の値動きはどんなプロトレーダーでも予測することができません。つまりは、どんな優良な銘柄を選んでも、株価が下落する可能性はあります。
しかし、毎年受け取る配当金は、下がりにくいのです。
下の表を見てください。先ほどの例にあった【9433】KDDIの過去 年の配当金の推移です。綺麗な右肩上がりで、年々配当金が増えているのがわかります。
引用:https://diamond.jp/zai/articles/-/271235
しかし、以下の【9433】KDDIの株価チャートを見ると、一年後の株価が上がっていません。
引用:https://finance.yahoo.co.jp
つまり、株価は下がりやすいですが、配当金は下りにくいのです。
高配当株投資のデメリット
ここまでは、高配当株投資のメリットを挙げましたが、もちろん資産運用の方法にメリットばかりのものはありません。
では、次に高配当株投資のデメリットも説明していきます。主なデメリットは以下の3つです。
- 減配のリスクがある
- 配当金には税金がかかる
- 値上がり益が狙えない
では、デメリットについても一つずつ説明していきます。
減配リスクがある
先ほどのメリットで説明した、「配当金が下がりにくい」ですが、もちろん企業の業績や財務によって減配(配当金が減る)や無配(配当金がなくなる)可能性もあります。
高配当株は、配当金を目当てにする投資家が多いため、減配や無配によって大きく株価が下落することもあります。
そのため、高配当株投資で減配や無配は大きなリスクということです。
配当金には税金がかかる
毎年受け取る、配当金ですが、税金がかかってしまいます。
日本株の配当金には20.315%、米国株式では二重課税となり10%+20.315%となります。
つまり、企業が出す配当金から約2割程度引いた金額が受け取れるということです。
しかし、NISA口座の活用や控除を申告すれば、税金が取られずに済む場合が多いです。
値上がり益が狙えない
高配当の企業は、成熟している会社が多いです。つまり、今後の成長に期待するのではなく、安定した利益を得る企業に投資をするのです。
安定した業績な企業が多く、爆発的な伸びは期待できないのです。
なので、高配当の企業は株価が狙いにくいというデメリットがあります。
高配当株投資のおすすめ本
では、3つのデメリットを知って、「じゃあ、高配当株やめようかな?」と思った人もいるかもしれませんが、デメリットを補うほど高配当株に魅力があります。
また、勉強を重ねると、減配しない企業が選べたり、税金的に有利な投資ができたりとデメリットをメリットに変えることもできます。
そのための、おすすめ本を5冊紹介していきます。
オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資
初心者におすすめ | |
---|---|
内容の真似しやすさ | |
重視している内容 | 銘柄選び・投資手法・メンタルづくり |
この本では、ど素人サラリーマンである著者の投資実体験から減配リスクを回避する銘柄選びの方法、著者が一生保有したい銘柄とその理由まで高配当株投資の教科書的な内容がまとめられています。
特に、高配当株投資のデメリットの減配・無配リスクを極限まで小さくする銘柄選びでは、「ここを見たら良い!」と言わんばかりに明確に見るべき項目が書かれています。
また、著者の保有したい銘柄では「なぜその銘柄を選ぶのか?」という理由が非常に興味深く、銘柄選びのスキルを必ず向上させてくれます。
相場で生き続けるために、必要な経験や知識、メンタルが学べる一冊になっています。
半オートモードで月23.5万円が入ってくる「超配当」株投資
初心者におすすめ | |
---|---|
内容の真似しやすさ | |
重視している内容 | 割安株を見つける手法・銘柄選び・新NISAの活用法 |
この本は、先ほど紹介した【オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資】と同じ著者が書かれた本です。
前作の本は非常に幅広く「高配当株投資」について書きまとめられていましたが、本作では「企業分析」に焦点をあてられています。
企業分析では、投資指標、キャッシュフロー表、財務指標などの見方が実際の企業を例に解説されています。
いかに優良な企業を「割安」な水準で購入できるかを追求した一冊となっています。
バカでも稼げる「米国株」高配当株投資
初心者におすすめ | |
---|---|
内容の真似しやすさ | |
重視している内容 | 米国株の優位性・ポートフォリオの管理法・投資手法 |
この本は、高配当株投資の「米国株」に特化した内容であり、主に以下の内容について書かれています。
- なぜ米国株に投資するのか
- 高配当株のマネーマシンの作り方
- 投資すべき米国企業
- 具体的な投資手法
具体的な銘柄や投資手法が解説されていて、真似するだけで安定したリターンが望める資産運用ができます。
特にセクターの特徴や金利相場と業績相場の特徴を踏まえた、投資手法は非常に勉強になりました。
年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資
初心者におすすめ | |
---|---|
内容の真似しやすさ | |
重視している内容 | 不況に強い銘柄選び・少額投資・売買タイミング |
この本は、不況にこそ強いリターンが得られる高配当株投資をテーマに書かれた本です。
不況に強い銘柄として
- 財務がしっかりしている
- 投資指標から割安である
- 業績が安定かつ参入が難しい
- 今後の企業業績も期待できる
- 安定した増配が期待できる
上の5つの特徴がある銘柄だと書かれています。
また、売買タイミングも過去の推移から明確に書かれており、少額から始められる安定した高配当株投資が始められる方におすすめする一冊です。
バクでも稼げる高配当・増配株投資
初心者におすすめ | |
---|---|
内容の真似しやすさ | |
重視している内容 | 高配当株投資に始め方・リスクを減らす銘柄選び |
この本は、これから高配当・増配株投資を始める方に、必要最低限知っておきたい内容がまとめられた一冊です。
他の投資手法と比較してもローリスクな高配当株投資を、さらにリスクを減らすための銘柄選びや調べ方、投資する上の注意事項などが初心者目線で書かれています。
高配当株投資をする上で必ず知っておきたい具体的な内容が、漫画や図解でまとめられていて、読書が嫌いな方にもおすすめの一冊です。
高配当株投資おすすめ本のまとめ
多くの投資家から支持を受けている高配当株投資。これから投資を始めたい人や安定したリターンを得たい人におすすめできる高配当株投資は、
高配当株投資が人気である理由は、以下の3つです。
- 配当金で今の生活が豊かになる
- 配当金が投資のモチベーションになる
- 株価は下がっても、配当金は下がりにくい
また、反対にデメリットは以下の3つがあります。
- 減配のリスクがある
- 配当金には税金がかかる
- 値上がり益が狙えない
しかし、投資の知識を深めることで、デメリットを補う投資手法も実在します。
例えば、「減配リスク」では財務が優良な企業を選んだり、「税金がかかる」ことはNISAやiDecoなどの投資制度の活用で有利になります。
このように、デメリットを補うほどの銘柄選びや投資手法、売買タイミングやメンタルを学んでいきましょう。
そんな時におすすめするのが今回紹介した5冊です。
気になった方は、一度手にとってみてください。